鉄板の扱い方
Reason
鉄板がいい理由
鉄板のお料理は様々な魅力があります。
おいしく焼け、蓄熱性が高く、長くご使用いただけます。
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1熱が均等に伝わりおいしく
熱が均等に伝わるということは水平方向に均等に伝わるということです。
鉄板が薄い場合熱は縦方向にすぐ伝わり、食材の加熱がバラバラにいくためおいしく焼くのが難しいです。
JIRON TEPPANは、登山や女性向けの軽量タイプの鉄板厚3.2mmから標準6.0mmタイプ、マニア向け12mmまで設定し、均等においしく焼ける鉄板となっています。 -
2食材がベチャッとならない
鉄板の最大の魅力は「蓄熱性がいい」ことです。蓄熱量は鉄板の厚みがあるほど高くなります。それに比例して熱しにくく冷めにくくなります。
蓄熱性が悪い場合、食材を入れたらフライパンの温度自体が下がり、水分が蒸発せず多く残るためベチャッとして、さらに時間が経つごとにおいしく無くなります。対して蓄熱性が優れていたら食材の温度にほとんど左右されないため、余計な水分があまり残らずおいしくできます。 -
3実はお手入れ簡単
鉄板は最初こそシーズニングという工程が必要ですが、鉄板は使うごとに油が馴染んでいきお手入れも楽になっていきます。
鉄板を綺麗に使いたい方、ある程度雑に使ってもいい方、お客さまにとって想いは様々です。JIRON TEPPANでは、どちらの方にも向けたお手入れ方法をご紹介します。 -
4変形せず長く使える
家庭用フライパンなどは、軽くて厚みがあまりない分高温で使い続けると底が変形しやすくなります。
対してJIRON TEPPANは標準板底4.5mm以上で使い続けてもほとんど変形しません。大切に使えば一生ものとなります。
*軽量3.2㎜は例外です。
Choose
鉄板の選び方
JIRON TEPPANは用途に応じた鉄板をご用意しています。
重さに直接関わる鉄板の厚みや、おひとり様から多人数まで使える種類など、使う方に合わせた鉄板の選び方をご紹介します。
鉄板の厚み
鉄板は厚みがあるほどおいしく焼けると言われていますが、厚みがあるほど重くなります。 用途に合わせて最適な厚みをお選びください。
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4.5mm
JIRON TEPPANが定める最低基準の4.5mmです。おいしく焼けて、軽めな厚みとなります。
対応シリーズ:J FLY ONE / J DX
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6.0mm
しっかり重厚でおいしく焼けます。4.5mmと6.0mmで迷って、重量が許容範囲なら6.0mmをおすすめします。
対応シリーズ:J FLY ONE / J DX /J DEEP FLY
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12mm
おいしいの極みへ、12mm厚です。板厚があるほど蓄熱量が高くなり、よりおいしく仕上がります。 ご家庭で料理屋の食事が味わえます。
対応シリーズ:J DEEP FLY
JIRON TEPPANの選び方
JIRON TEPPANでは、それぞれ鉄板を使う方に合わせて最適なサイズ・形をご用意しています。
用途に合わせて最適な鉄板をお選びください。
How to use
鉄板の扱い方・メンテナンス
鉄板は初めて使用する前にシーズニングという作業が必要です。
そのシーズニングの説明や、火の加減・メンテナンス方法などをご紹介します。
まずは購入したら最初に
まずは最初にシーズニング
鉄板を購入したらまず最初にシーズニングを行います。
シーズニングをやる理由は、表面についたサビ止めのワックスや油を取り除くためで、そのまま使うとワックスや油が染み出し、食材についてしまうためしっかりシーズニングをする必要があります。また、サビや焦げ付きを防ぐ効果もあります。
※シーズニングは初回の使用時のみで大丈夫です。
シーズニングをきちんとしておくと、油が固化して触ってもべたつかない油のコーティングが出来ます。スポンジ等で洗剤を使用して洗っても大丈夫です。
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まずは防錆剤を焼ききる。 5分程度火にかけて、十分冷ます。
1
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①が冷めたら、鉄板を中性洗剤でよく洗う(金たわしを使用してもよい)
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水分がしっかり蒸発し、鉄板の色が変わるまで【ここPOINT)】5分程度火にかけ酸化させる。(煙が出ても無視する)焼入れしたら冷ます。
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油を入れても煙が出ない程度に冷めたら、食用油を全体に (薄くムラなく均一に)塗る。1回目は裏側にも塗る。
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再度火にかけて空焚きする。煙が出たら火を止めて冷ます。
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④〜⑤の工程を3回繰り返す
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冷めたら、鉄臭さを取り除くために野菜くずなどを強火でガンガン炒める。野菜がしなしなになったら、取り出す。
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冷めたら完成。 ※すぐ使わない場合は新聞紙などで包んで保管する 《使用する時は毎回煙が出るまで空焼きしてから、油をいれて、食材を入れて調理する⦆
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火加減の調整は?IHは使える?
火加減とIHの取り扱いについて
火加減については、基本的に最初は鉄板はを十分熱します。中火で鉄板の温度を250度ぐらいにしてから、弱火で使用することをおすすめします。(コンロでも同じ使い方を推奨します)
そうすることでおいしく焼けて焦げつきにくくなります。
※最初の加熱時間は、厚みと面積によって異なります。
IHでの取り扱いについては、基本的に中火以上にしない方がよく、中火以上で使用すると、IH自体の焦げ付きの原因となります。特に白いIHは焦げが目立ちますので、気になる方は注意が必要です。
使用後はどう扱えばいい?
使用後のお手入れについて
使用後、焦げ付きがほとんどない場合
鉄板に焦げがほとんどついてない場合は、洗剤をつけずに水で鉄板を洗い、スポンジや亀の子たわしなどで汚れを落としてから、火にかけて水分を蒸発させます。その後食用油を薄く塗って保管します。 もちろんシーズニングをしっかりしていれば、スポンジに洗剤を付けて洗っても大丈夫です。
使用後、焦げ付きが目立つ場合
使用後頑固な焦げがある場合、水を入れて火にかけて沸騰させ、ヘラなどで擦ると大体の焦げは落とすことができます。その後洗剤を付けずに鉄板を洗い、火にかけて水分を蒸発させ、少し冷めたら食用油を薄く塗って保管します。
毎日使う場合
毎日使う場合は、焦げをしっかり落とし、キッチンペーパーなどで汚れを十分拭き取り、火にかけて少し冷めたら最後に食用油を薄く塗るだけでも大丈夫です。 ※鉄板に油が十分馴染んでいる場合は、最後に油を塗らなくても、焦げ・汚れをしっかり落とすだけでも大丈夫です。